20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
珍しい土着品種の人気ワイン。渋味ガッツリなのに、すーっと後味エレガント。
イタリア半島の「ヘソ」と言われる内陸部ウンブリア州の生産者。オーナーはハイネケンやマギーという大手メーカーを経て、夢であったワイナリーを設立したという経歴。プロダクトを絞り込み、土着品種を用いてこだわり抜いたワイン造りを行っています。
サグランティーノはギリシア原産とされ、ビザンツ帝国によってこの地にもたらされた品種で、現在はこの州のみで栽培されています。あらゆる品種の中で最もタンニン量が多い=渋いと言われており、長期熟成に向くため、銘酒として知られています。渋味が強過ぎて飲みづらくなりかねない品種を、ベッラフォンテは特徴を活かしつつ、エレガントに仕上げています。
その秘密は焼かない木樽です。ワインの渋味の出所は「ブドウの皮」と「木樽の焦げ目」です。ベッラフォンテは高温の水蒸気で加工した「焼かない木樽」を使うことで、タンニンをブドウ由来のみにしています。
濃厚な赤いベリーの果実味と荒々しい渋みがありつつ、ざらつかない、甘味ある柔らかい余韻が残ります。いずれにしても、他の地域のワインと比較すると非常にパワフルな主張がある逸品。
容量:750ml
生産者:テヌータ・ベッラフォンテ
生産地:イタリア/ウンブリア州
格付:DOCG
タイプ:赤 フルボディ
品種:サグランティーノ100%
醸造:天然酵母で発酵後、3000リットルのスラヴォニアオーク大樽で36か月熟成。ノンフィルターで瓶詰め、10か月の瓶熟。
おすすめ料理:肉のロースト。赤身でもサーロインでも。ジビエ(羊、いのしし、鴨、鳩など)。ラグーパスタや煮込み。牛すき焼きなど、脂身のある肉を使う和食にも。
サービス温度:18‐20℃
備考:オーガニック(非認証)