南の土着品種フィアーノを使った珍しいスパークリング。 ナポリを州都とするカンパーニャ州の山岳地帯アヴェッリーノ県イルピニア。地層にはヴェスヴィオ山の火山灰が入り混じり、ミネラルが豊富な土壌です。カンティーナ・リッチョは標高700m以上という高地に位置しています。 土着の白ブドウ品種であるフィアーノの歴史は非常に古く、古代ローマ時代以前から栽培されてきたと考えられています。白ワインのフィアーノ・ディ・アヴェッリーノは南イタリアでは数少ない白のDOCGに認定されています。 このスパークリングには標高400m地点に所有している畑のブドウを使用。丁寧な搾汁と低温管理により、ブドウ果汁の鮮度とアロマが保たれています。シャルマ式により、イースト香に覆われることなく、土着品種本来の風味が感じられます。繊細な泡立ちと優しいフルーティーさで、飲み心地良い1本です。 容量：750ml 生産者：カンティーナ・リッチョ 生産地：イタリア／カンパーニャ州 格付：Vino Spumante di Qualità タイプ：白泡　やや辛口 品種：フィアーノ100% 醸造：8月の最終週から9月中頃に収穫。搾汁率は65~70%。ソフトプレス後、ブドウ果汁を冷却し、24~48時間後に澱引き。ステンレス曹で18℃に抑えながら天然由来の種酵母を用いて一次発酵。1か月かけて安定させたベースワインに酵母を加え、オートクレーヴ(圧力に耐えられるステンレスタンク)にて二次発酵。そのまま4~5カ月熟成。瓶詰めし、二次発酵開始から数えて6か月後以降にリリース。 おすすめ料理：モッツアレラやブッラータ、ルッコラのサラダ。白身魚のカルパッチョ、魚介や野菜のフリット、オイルベースのあっさりめなパスタ。枝豆、そら豆、グリル野菜 サービス温度：6-8℃ ワイナリー詳細はこちら↓ https://grande-sam.com/grower/cantina-riccio/