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サンジョヴェーゼと間違えて植えてしまったピノ・ノワール。偶然の産物がトスカーナの奇跡に。
1975年創業で、わずか4ha。最初にサンジョヴェーゼ種を3300株植えたつもりが、15年後、醸造家の友人の指摘でピノ・ネロ(ピノ・ノワール)と判明し、それ以降トスカーナのピノ専門の生産者としてその地位を確立してきました。
バニョーロBagnoloはエリア名で、水分を多く含む土壌のため「Bagnare=濡れている」が由来。赤い果実や花束の魅惑的な香り。ピノノワールらしくタンニンは控えめ。鼻腔に抜ける余韻は長く続きます。ブルゴーニュのような透き通る色合いで華やかさがありつつ、ニューワールドのような果実味のボリュームも兼ね備えている、イイトコ取り。酸は締まりがあって程よく、甘くない仕上がり。年間生産量わずか10,000本。完全に独自路線のトスカーナワイン。
容量:750ml
生産者:マルケージ・パンクラツィ
生産地:イタリア/トスカーナ
格付:IGT
タイプ:赤 ミディアムボディ
品種:ピノ・ネロ100%
醸造:9月上旬頃手摘みで収穫。アルコール発酵とマセラシオンをステンレスタンクと3000Lのオーク樽で行い、新・旧バリック樽に移して12か月熟成。瓶熟12か月以上。
おすすめ料理:鴨、ハム、しゃぶしゃぶなど、繊細さがポイントの肉料理。脂が強すぎてしまうと、ピノの華やかさが損なわれます。マグロ、カツオといった赤身魚、ブリ、サバといった青魚とも合います。醤油味との親和性が良いので、和食は合わせる幅が広いです。
サービス温度:18‐20℃
ワイナリー詳細はこちら↓
http://grande-sam.com/grower/marchesi-pancrazi/